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鋼矢板の打ち込み完了。

2020-01-31
大きなクレーンで吊っています。
このノズルの先から水が出ます。
水圧で地盤が緩んだところへ圧入していきます。
水は濾過して川へ流しています。
※写真をクリックすると拡大します。↑
 
前回に引き続き、鋼矢板の打ち込み作業をしています。
 
長い矢板を提体の上から大きなクレーンで吊りながら圧入していきます突風
 
左から2つ目の写真で、矢板の先端にノズルがついているのが確認できますか?
ここから高圧で水が噴射されるんですよっ。(その隣の写真が実際に水が噴射されている様子です汗
 
そして、噴射される水圧で地盤を緩めたところへ矢板を圧入していくんです上を指す人差し指(手のひらが手前)
鋼矢板が最後までささったら、ノズルだけを抜きます。
 
実は、この工法にはデメリットがあって、土の中で高圧の水を大量に使うので、汚水が出るんです下に曲がる右矢印(青)
その対策の様子が一番右の写真です。
 
手前に土のうで囲いを作ってあるのが分かりますか?
ここは「沈砂池(ちんさち)」といって、川に戻す水をこの場所で濾過して戻していますきらきら
 
鋼矢板の打ち込み作業で出た汚水には薬剤などは含まれておらず「泥水」というだけなのですが、小さな土の粒子も一緒に川に流すと堆積して川底が上がる原因にもなりますよね下に曲がる右矢印(青)
 
なので、濾過はなるべくきれいな状態で水を川に戻せるようにする取り組みとして行っています口を広げてにっこりした顔
 
さて、施工範囲の矢板打ち完了しました!!
いよいよ提体の掘削作業を開始しますいいね(手のひらが手前)
 
本日も無事故・無災害で作業を終えることが出来ました。
皆様、ありがとうございました。
 
 
 
 
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