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Q.建設業を選んだきっかけは?
学校の勉強が大嫌いで「勉強苦手な自分でもできる仕事って土木系かな」で選んだのが最初です。
仕事を始めたのは10代で、正直「土木の仕事をやりたい!」というより「この仕事しかないかな」って消去法で業界に入った感じです。
 
Q.土木の面白い部分を教えてください。
工事には設計書があり、完成形・工期・予算などは最初から決められています。でも二人の現場監督がいて、同じ設計書・同じ条件でそれぞれ施工すると出来るものは違うんです。どうしてだと思いますか?
作るものは同じでも人の思いは様々で、それぞれ施工内容を工夫し、どうすればこの構造物が人の役に立てるのか、いかに早く仕上げるか、を考えるからです。作るものは設計書ありきだとしても、他の誰が作っても同じものにはならず、自分にしか作れないものが出来るんです!
やればやった分だけ形になり、こだわりは品質にも繋がりますのでそれが評価されたときはやっぱり嬉しいです。
 
 
Q.仕事で大変な事は?
現場は図面通りになっていない事が多いです。図面通りに道路を掘ってみると、水道管を埋める予定の位置に障害物があったり・・・
私は仕事をする上で「段取り」が大切だと思っているのですが、障害物が出ると段取り良く進める為に倉庫で組み立てたパーツが合わなかったりするので困ります。
 
Q.喜びを感じるのはどんな時ですか?
会社からは、現場監督として工事の施工から管理までを任せてもらっています。責任があり大変ですが、思うようにやらせてもらっているので「やりがい」は大きいです。
また、これからは若い世代の社員が仕事をしやすい環境を整えていく事も自分の役目だと思っています。3年目の社員と毎日同じ現場で仕事をしていますが、若い社員を成長を感じるのも喜びの一つです。
社内は年齢や経験関係なく発言したり、仕事のしやすい方法を全員が提案出来る環境ですが、今以上に若い世代が活躍出来るようにサポートしていきたいと思っています。
 
 
Q.入職を考えている方へのメッセージ
この仕事はライフラインを支える、無くてはならない仕事です。業界もどんどん進化し遠隔操作の重機なども出てきていますが、最後はやはり人の手で行うものでAIにとって代わる事の出来ない仕事だと誇りを持っています。
 
工事中には近隣住民の方から感謝の言葉を頂ける事もしばしばあります。そういった声を直接聞ける事は日々の励みにもなります!
勉強が苦手でテストで良い点を取れなかった…でも自分は人と違う観点を持ってる!っていう人、向いていると思います!
 
「土木=街のお医者さん」です。
身近な地域の「普通の生活」を一緒に作りましょう!
 

PROFILE

10代で社会に出てから、土木一筋で20年以上。
現場で経験を積み、施工管理技士の受験資格を得ると同時に受験。1級土木施工管理技士を取得。
水道施設工事に必要な給水装置工事主任技術者も取得。
土木・水道での経験を活かし、技術職員として活躍中。
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