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推進工事スタート~!!

2019-05-17
前回までで立坑工事が完了し、いよいよ道路下で穴を掘り進めていく推進工事がスタートしています!!
 
推進工事とは、道路の舗装を剥し地面を上から掘っていく開削工事とは違い、立坑内に機械をおろし道路を掘る事無く、地中を掘り進めていく工事です。
 
この工法の利点は何と言っても道路下で工事を進行させている間も道路上を人や車両が通行可能な事です!
 
広範囲を通行止めにする必要がないので、地域の方の工期中の負担も少なくなりますよね。
 
都会では交通量も多いので、推進工事で進められる事は多いと思います。
 
※写真をクリックすると拡大します。
推進機です。これに管をセットして、おし進めていきます。
測量機で管が到達立坑に向かって進んでいるかを確認します。
管が地中へ入っていっています。
まず、推進機という機械を立坑の中へおろします。この機械へ管をつけて、地中へ差し込んでいくイメージなんですが。。。
管を推し進めていく手順は3段階に分かれます。
 
最初にリード管と呼ばれる細い鉄の管で推し進めていきます。
機械を据えた発進立坑から、到達予定の立坑までは50m程あります。その道筋を最初に作ってやるのがリード管です。
 
次に仮設管と呼ばれる管で推し進めます。
この管は最終的に設置される下水道管と同じ直径の管で、中にスクリューを入れて掘った時に出る土を外に運びながら下水道管が入る大きさの穴をあけてくれます。
 
最後に下水道管を掘った穴へ設置します。
 
では、先も何も見えない立坑の中から設計通りの方向へ、設計通りの傾斜でどうやって進めていくと思いますか?
 
当たり前ですが、道がそれていたら到達立坑にはいつまでたってもたどり着けませんよね??
 
そこで活躍するのが、測量機ですね!写真の左から2枚目です。
あらかじめ設計データを入力した測量機を推進機の後ろへ設置して、リード管の先端の方向を確認しながら進めていくんです。
 
左右上下へ方向がずれたら測量機が「道をそれてるよ!」と教えてくれるので(←実際に喋りはしませんが・・・)そのつど修正をするわけですね~。
賢いっっ!頼れる測量機ちゃん!!
 
立坑の中はご覧のとおり狭く、長い管は機械にも付けれないのでリード管の長さは1本50cmです。
50m先の到達立坑まで進めるのには100本必要です!!
1本機械に付けて、方向を確認しながら地中へ推し込み、次の機械を機会に付けてまた推して・・・の繰り返しです。
リード管の後に使う仮設管です。中にスクリューが入ってます。
地中の土をこのスクリューで外へ運びます。
急遽、地中の状態確認です!!
さぁ、どんどん進めるぞ~!!とスタートしたものの・・・
 
開始5mでトラブル発生です汗
設計の方向へ管が進まない・・・何度修正をかけても、管が横へそれてしまうようです。。。
 
障害物かも??これでは工事も進まないので、発注元へ連絡をして急遽路面を開削する事になりました!
 
管がそれてしまう箇所の舗装をカッターで切り掘ってみました。
 
が。。。障害物らしきもの(大きな石とか、構造物とか)は何も出てきません。こんな事、自然を相手にしていると珍しくない事なんですよね困り果てた顔
 
で、埋め戻ししてみたらリード管、進みました!!
どうも硬い障害物ではなくて、水が多く緩すぎて進めなかったようです。。。
 
発注者の方と協議の結果、管を埋める予定の部分にも薬液注入工事をして地中を固める事になりました。
 
予定外の工事追加のため、段取り組み直しです汗
試掘をしたり、調査をしていても100%確認が出来るわけではないので、こういった予定変更もあるのが自然相手のお仕事です。
 
急いで薬液注入工事の手配をしたいと思います!!
予定外の事はありましたが、
本日も無事故・無災害で終えることが出来ました。
みなさま、ありがとうございました!!
 
 
 
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