本文へ移動

自分で出来る!漏水チェックポイント

2021-03-29
オススメ
こんにちは  すっかり春になりましたね  

前回、漏水調査について書きました。
暖かくなり、水道が凍る事はなくなりましたが、水漏れは凍結による管の破損原因だけではありません  
管や、屋内の給水装置の老朽化などでも起こります。

そこで、今回は
「自分で出来る!漏水チェックポイント 
についてご紹介します  

まず、給水装置とは何ぞや。というところですが・・・
簡単に言うと、道路下に埋まっている水道本管以外の下流全部です!

道路下の水道管は、水道局が管理している管ですよね。
そこから細い管を分岐して各ご家庭まで水を給水しているわけですが・・・
その細い管から先、水が出てくる部分までの全てを給水装置といいます。

なので、家の床下を通っている配管も給湯器から伸びているお湯の管も、給湯器自体も、トイレも、食洗機も、屋外水栓も、水が出るところ全てです    

皆さん、今パッと思い浮かぶところで自分の家にはどのくらい水やお湯の出るところがありますか??
そのどこか1か所でもヒビや故障などで水が漏れていれば、漏水となるわけですが・・・

すごく少量の漏れや、見えない部分だと自分では気付けません。でも、それを知らずに放っておくと、被害が拡大してしまうかもしれませんよね    
そこで、日頃から定期的にチェックをしてみる事をオススメします  
銀色の部分(パイロット)が回転します。
まず、前回の記事でも書いた水道メーターの銀色部分。
「パイロット」といいます!
写真の赤丸の部分です    

水が止まっていると、ここも止まっています。
水を流すと、この円盤がクルクルと回りだします。←普通に水道使ってると結構速く回ります。

水の量が少しだとゆっくり回るんですが、本当に少しの量でも回るので、家で水を使っていない時にここを見てみて、回っていたら漏水の恐れあり、です。
しかし!すぐに「漏水だ!」と焦らず、誰かがトイレを使っていないか、洗濯機まわしてないか、とかも確認してくださいね  

それでもパイロットが回っている場合。。。
ここで!!!
水道業者に漏水調査を依頼する前に、自分で出来るいくつかのチェックポイントです  

1.トイレを見てみる。
便座の蓋を開けて、便器をじっくり見てみると、ジワ~と水が流れている事があります。
水の使用量が減る夜間には管の水圧が上がるので、夜になると漏水が増える事もあります。
タンクのオーバーフロー管を越えて水が溜まっていると要注意です!

2.ホースを繋いだままの水栓(蛇口)を確認してみる。
水やりや洗車をした後、蛇口を締め忘れていませんか?
ホースが水圧に負けてジワジワ流れている事がまれにあります。

3.家屋の周辺を観察してみる。
雨が降っていないのに湿っている地面や、家の基礎で変色している箇所はないですか?
もしあれば、その奥で水が漏れて湿ったり変色している可能性があります。

4.給湯器(エコキュート)を見てみる。
給湯器に繋がるバルブを締めてみましょう。もし締めてメーターのパイロットの回転が止まれば、給湯配管(お湯の通る管)に漏水がある事がわかります。

2番は締め忘れで、自分で対処ができます。
1番は原因がトイレと特定できますし、3番・4番でもある程度の絞り込みが出来ますよね。

何も分からず闇雲に漏水調査を依頼するより、原因が特定できていれば専門業者に直接依頼できますし、絞り込みでも出来ていればその後の負担が少なく済みますよ  
またまた長文になってしまいましたが  
漏水調査や修理費用は高額になる事もありますので、日頃から点検しておかれるのも良いかもしれませんね  

暖かく過ごしやすい季節になりました。お天気の良い週末にでも、是非一度チェックしてみてはいかがでしょうか??
 
 
 
 
 
TOPへ戻る