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既設埋設物の撤去をしました!

2020-10-01
工事が始まってから地盤改良ばかりしているイメージですが・・・
 
今回は既設埋設物の撤去を行いました。
下の写真、赤丸部分は元々の取水装置である樋管や洪水吐がありました。
 
地上に見えていた構造物は最初に撤去しましたが、提体の中に埋まっていた構造物が掘削で土を取り除いたことにより出てきたので、ここで撤去します。
 
 
※写真をクリックすると拡大します。
赤丸の辺りに埋設物がありました。
洪水吐の底板コンクリートです。
はつり機で砕いて運搬します。
こちらは底樋管です。
樋管も短く分けて撤去します。
提体の下部に埋まっているのが底樋管です。
上の写真上段は洪水吐の底板です。
 
重たい石を積んで作られた洪水吐の基礎となるように、コンクリートで底板が作られていました。
大きなコンクリートなので、はつり機で小さく砕いて運搬しました突風
 
その隣に埋まっていたのが底樋管(そこひかん)です。
樋管とは、下段右の図にあるように、池の水を提体の外の用水路へ流す管です。
斜樋管(しゃひかん)と底樋管で出来ていて、図の通り提体の底を池の中から外へ貫通している部分を底樋管と言います。
 
今回、古い提体を天端(てっぺん)から掘削して切り崩して、この底樋管が出没したというわけですね点滅している電球
洪水吐も樋管も古いものは撤去され、それぞれ新しいものが作られるんですよ上に曲がる右矢印(赤)
池内側を「堤内」、外側を「堤外」といいます。
堤内の敷堀掘削ができました。
堤外も掘削して法面を整形します。
またも地盤改良の土質調査。
工程はその他にも進行していて、提体の内側外側、それぞれ掘削が進んでいます。
 
池の内側は堤体の周りが浅い溝になる感じで掘られているのがわかりますね色とりどりのきらきら
簡単にいうと、新しい提体を作るのに盛土をしていく一番下のラインがこの敷堀の底になります。
※正確には敷堀より下も掘るんですが・・・
 
外側も掘削をして法面を綺麗に整形します。
 
そして、最後の写真では深い穴があいています。
サプライズの落とし穴。。。
なんて事はなく←当たり前だ。
土質調査のための穴です汗汗
 
一番深い位置の地盤改良部分まで掘削が進んできたので、改良深さの土質調査をしています。
状態、悪くなければいいですが・・・
 
本日も無事故・無災害で作業を終えることが出来ました。
皆様、ありがとうございました。
 
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